外装の取り付け(フェンダー、タンク等)【VTR250レストアpart18】

VTR250レストア
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ヤフオクで買った中古のVTR250(W、初期型)の整備記録18回目。

今回は塗装や整備のために取り外していたフェンダーや燃料タンクを取り付けます。

フロントフェンダー

スペシャルナットをはめ込みます。

裏側。

フェンダーはタイヤに沿わせて下からスライドして取り付ける。上からは入らないので注意。

進行方向左側にはスピードメーターケーブル用の金具(上の写真)、右側にはブレーキホース用の金具(下の写真)が付きます。

ちなみに中古で買った時からメッシュホースに交換されていて、金具は使われていませんでした。

フェンダーとフォークの間にはカラーが入ります。

部品の順番は下(内側)から、スペシャルナット、フェンダー本体、カラー、(ケーブル用金具)、フォーク、ボルト。

シートカウル

次はシートカウルをシート本体に取り付けます。

タッピングネジ8本のうち2本だけ長いです(5×20)。短い方は(5×16)。

長い2本は側面に付きます。

短い方はワッシャーとセットで底面に取り付け。

タッピングではないネジはシート側から突き出ている部分に。

カラーとワッシャーがセットです。

シートごと取り付け完了。

燃料タンク周り

タンクの裏に付いているホースを交換。おそらく給油口からあふれた燃料を流すドレンホースです。

キャブOHで使ったキジマのホースの残りを使用。内径8mm。

純正は7.3mmですが8mmでも緩くはなく、問題なく使えました。純正と同じ50cmの長さにカット。

 

次に燃料コックを安い社外品に交換します。元から付いていたやつが経年劣化で漏れるので。

Amazonで2800円くらいでした(2019年9月25日時点)。純正と比べると、あまりにも安いので少々不安。漏れなければいいのですが。

左側の小さい穴のある突起には、エンジン上部につながる負圧ホースが付きます。

右側の大きい穴が燃料の通り道。ホースでキャブとつながります。

(注:燃料ホースに関しては、キャブオーバーホールの回を参照してください)

 

なお、パーツリストを見ると、Y型ではこのW型には無い部品が使われています。負圧ホースの接続が変わっているようですが詳細は不明。

↓丸で囲んだのがYのみで使われる部品。

ジョイントが付き負圧ホース(バキュームチューブ)が枝分かれしています。どこにつながるのでしょうね。

Wの場合はシンプル。ホース一本で直接エンジンの突起につながります。

負圧ホースは内径3.5mmで長さ23cm。純正のバルクチューブ(95005-35001-20M)をカットして使用。

 

コックとキャブをつなぐホースの間に、燃料フィルターを付けておきました。ただ、外れたり邪魔になったりしないか心配です。

2021/10/26 追記:取り付け位置が悪く、燃料が供給されなくなることがあったので取り外しました。対策用の部品を買って再度つけ直す予定です。)

 

タンクにクッションのゴムを取り付け。

車体にタンクを仮止めして負圧と燃料のホースをつなぎます。視界の悪いタンクの下で作業するのは大変でした。

ホースの長さは指定通りでもギリギリ届く感じだったのでやりにくかったです。

ドレンホースの取り回しは分解前の写真を見て確認しました。進行方向右。ブレーキペダルがある側です。

ホースの接続が終わったらタンクをボルトで固定して終了。

 

次に壊れて閉まらなくなっているタンクキャップを交換しました。見ての通り押し込んでも鍵が抜けない状態です。

社外品のタンクキャップを購入。Amazonで2150円(2020年11月20日時点)。キー付き。

【Stork Corp】 バイク 燃料 タンク キャップ 蓋 汎用 社外品 補修用 交換用 ホンダ 鍵 2本 ホーネット 250 NS50F CBR250 VTR250 等(注:インジェクションのVTRは別のキャップです)

キーシリンダーを交換するタイプではないので、メインキーではキャップが開けられません。持ち運ぶキーが増えるのが難点。忘れると給油不可。

サイズはピッタリで違和感なし。隙間もありません。

デザインは純正と見分けがつかないくらいそっくり。

こういった社外品は型を取ったり3Dスキャンしたりして、コピーを作っているのでしょうかね? 不思議。

これで外装の取り付け完了です。

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