レンタカーのスズキ車「3代目スイフト」「6代目ワゴンR ハイブリッドFX」インプレ

連休に遠出した際、現地でレンタカーを利用しました。その際に運転したスズキ車の感想(レビュー、インプレ)です。

おことわり:素人の評価です。プロから見るとトンチンカンなこと書いているかもしれないです。また、乗り心地の好みなどには主観が入っています。

車は目的都市に着いてから

今回の旅行では自家用車やバイクを利用しませんでした。連休中は高速道路が渋滞しやすいですし、長距離を移動する場合、飛行機や新幹線に比べ移動に時間がかかるからです。

主要駅まで新幹線などで移動し、そこから観光地を巡るために車を借りました。

旅行中2箇所でレンタルしたのですが、どちらもスズキ車でした。普通車の3代目スイフト(ZC72S)と、軽自動車の6代目ワゴンR(MH55S)ハイブリッドFX。どちらも有名な車種ですね。

マイナーで変わった車に乗るのも楽しそうですが、レンタカーって基本的にメジャーな車しか置いてません。ちょっと残念。

3代目スイフト(ZC72S)

まずは3代目スイフトからインプレを。車検証を見ただけではグレードが分かりませんでしたが、1.2LのNAエンジンを積んでいます。

第一印象はあまり良くありませんでした。普通車なのに非力だなぁと。

低速走行時にパワーの無さを感じます。1.2Lのエンジンを積んでいるはずなのに全然力強さを感じず、排気量の小さい軽より遅いという印象。

とはいえ実際にエンジンが非力というわけではなく、スロットルと変速機の制御の問題だと思われます。ちょっと踏んだだけではエンジンがほとんど反応しないように設定されているみたい。

今どきのコンパクトカーで低速スカスカの高回転型エンジンっていうのはありえないでしょうし。

電子制御なのでメーカーが色々考えて調整してるのでしょうね。急発進防止など安全のためなのか、燃費のためなのかは分かりませんが、踏み込みが少ないとエンジンが全然回りません。

そのせいで市街地などでの低速走行がやりにくかったです。ちょっと踏んだだけでは全然走らないなと思い、アクセルペダルを多めに踏み込むと急にパワーが上がって勢いよく加速する感じ。うーん。

リニアな反応という感じではなく段がある印象です。あまり好みの設定ではないですね。

高速走行は問題なし

第一印象が「非力な車」だったので、高速をちゃんと走れるのか不安でしたが、実際に走ってみると印象が一変しました。

複数人の大人と荷物が乗っていても軽快に走ります。余裕十分です。

加速が良く合流もラクラク。アクセルをしっかり踏み込めばかなり速い車でした。100キロ出してもエンジン音は静かだし、スペックに余裕が感じられますね。軽とは全然違います。

エンジンには文句が無いのですが、高速走行時の運転しやすさはあと一歩かなぁ。スタッドレスタイヤを履いていたせいかもしれませんが、直進安定性が今ひとつ。

足回りは固いのでスピードを出してもフワフワすることは無いのですが、段差などに足を取られやすく、ハンドルで微調整する必要があります。衝撃をいなしてくれないのがちょっと残念でした。

ブレーキなどの印象

前述の通り足回りは固い感じ。段差や舗装の荒れた所を通過するとゴツゴツという衝撃が来ます。下道で顕著。

ブレーキはガツンと効きます。なかなか強力。

ただ、しっかり止まってくれるという安心感はあるのですが、信号などで停車する際には結構気を使わないとカックンブレーキになります。じわっと止めるのが難しい。

これも街乗りでは扱いにくいポイントですね。

ハンドリングは普通ですね。可もなく不可もなく。至ってフツー。

不満な点

右斜め後ろが確認しづらいのは不満でした。死角になっています。

また、後方の視界が悪くバックがやりづらかったです。ドアが外側へ張り出しているせいで窓から大きく身を乗り出さないと後ろが見えないですし、後方の窓のサイズも大きくない。

バックカメラも付いていなかったので駐車するのに少々神経を使いました。

普段、背が高い軽に乗っていることもあって、運転席が低く視界も悪いこの車はちょっと乗りにくく感じてしまいます。走りは間違いなくスイフトが勝っているのですが、道具としての使い勝手を考えると軽のほうがいいのかな。

室内の広さなど

運転席の足元はまあまあ広くて不満はありません。

余談になりますが、以前レンタルした4代目デミオは運転席左足の部分にコンソールが張り出していて非常に窮屈でした。

足の置き場がないですよあれでは。ちょっと謎設計です。欧州向けみたいですが、足の長い人たちから不満が出ないんですかね。

スイフトに話を戻します。後部座席は広くは無いですが狭くもない。標準的サイズ。

しかし、後方の荷物置き(ラゲッジスペース)は狭いですねぇ。あってないようなもの。後部座席がスライドできないので軽より狭いかもしれません。

3代目スイフトまとめ

決して悪い車では無いものの、何を目指しているのか良く分からない車でした。少なくともファミリー向け普段使いカーではなさそうです。

市街地運転時の快適性があまり考えられていない所から判断すると、高速道路やワインディング走行メインをしたい人のための車なのでしょうかね。走りのためなら多少の不便を我慢できる人向けなのかも。

でもスイフトスポーツというもっと走りにこだわった車種があるのですから、普通のスイフトはもう少し優しい車にしてくれても良い気が。

遠出をせず、近場での買い物などにしか使わないなら、軽のほうが便利だろうなと思ってしまいます。

スズキは軽自動車に強いメーカーなので、普段使いなら軽を買ってくださいってことなのかもしれません。

3代目スイフトは、コンパクトカーの中では癖のある方だと思いました。万人向けでは無いでしょう。ただ販売価格が安い割にはしっかりした車だと思います。見た目や走りに安っぽさがないですし。

6代目ワゴンR(MH55S)ハイブリッドFX

次に6代目ワゴンR(MH55S)ハイブリッドFX。NAエンジン。マイルドハイブリッド搭載。

この車は凄く良かったです。キビキビ走るので運転するのがとても楽しい。モーター併用のためか非力さを一切感じませんでした。

ノンターボの軽とは思えない元気の良さです。加速が良いし急な坂もしっかり登るし大したもの。ワゴンRブランドは伊達じゃないなと思い知らされました。

ハイブリッドならでは?

変速機がCVTなのにDレンジでも若干強めのエンジンブレーキのようなものを感じます。

一般的なCVT搭載ガソリン車の場合、アクセルから足を離してもスーッと抵抗なく進んでいく感覚ですが、この車の場合は多少抵抗感があって減速します。これは回生ブレーキで充電しているからなのかもしれないです。

広くて視界良好

車内は広いですね。コンパクトカーより広く見えます。視界も良好で運転しやすく、バックでの駐車も簡単(バックカメラも付いていました)。

メーターがハンドルの真上ではなく、助手席寄りについている所は気になりました。センターメーターと言うらしいですが、慣れるまではちょっと見にくい。

フワフワな乗り心地

ただ、足回りは柔らかいです。フニャフニャと表現してもいいかもしれません。ゴツゴツだった3代目スイフトとは対称的です。

段差を通過するとフワフワと揺れます。衝撃がガツンと来ないので乗り心地が良いとも言えますが、そこは好みの問題ですね。

下道ではそこまで気にならない揺れでしたが、高速を走るとびっくりするくらいフワンフワンしました。接地感がなくてちょっと心細かったです。軽ですし下道メインのセッティングにしてあるのかも。

高速を走ったことがある他の軽と比較しても柔らかい印象です。ホンダのN-WGNは軽ながらそこそこ固めだったので速度を出しても安定感がありました。

また、中古ボロエブリイ(20年落ち)のヘタったサスでもここまでフワフワではなかったです。バンは重い荷物を積むための車なので元が固いからか。

6代目ワゴンRハイブリッドFXまとめ

総合的にレベルの高い車ですが、高速走行時の安定性に関しては他の車種に一歩及ばずかな。好き嫌いの問題ではあるのですけどね。

下道での乗り心地を優先して高速での安定性を切り捨てたようにも思います。実際ノンターボの軽で高速を走る人は多くないでしょうし。

軽で快適に高速を走りたいなら、ターボ搭載ワゴンRスティングレーを買ってねということでしょうか。

とはいえ、下道を走る分にはケチのつけようがない運転のしやすさと乗り心地です。パワーも十分でとても快適に走らせることができました。これなら自家用車として購入しても満足できるだろうと思います。

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