【H29初夏ツーリング part11】の続きです。新岡山港から小豆島の土庄港へ行くフェリーに乗ります。
バイクで本州から小豆島へ渡れる航路まとめもあります。
本州から小豆島へバイクと一緒に渡れる航路
本州から小豆島への航路はいくつもあります。その中からバイクと一緒に乗れる船のルートを調べてまとめました。
※情報は2017年9月13日現在のもので、変更される可能性があります。最新の情報や詳細はフェリー会社の公式サイトでご確認下さい。
新岡山港~土庄港(小豆島)
●両備フェリー(公式サイトはこちら)
●1日13往復
●所要時間:70分
●旅客運賃:大人(中学生以上)1050円
●バイク料金(旅客運賃と別に必要):
125cc以下: 620円
750cc未満: 930円
750cc以上:1230円
今回の旅で利用した航路。便数が多いので利用しやすいです。
姫路港~福田港(小豆島)
●小豆島フェリー(公式サイトはこちら)
●1日7往復
●所要時間:約1時間40分
●バイク料金(旅客運賃1人分込):
125cc以下:2360円
750cc未満:2790円
750cc以上:3220円
車両を乗せる場合は予約しておいたほうが良いそうです。(公式サイトでチェックして下さい)。
姫路から直接小豆島へ行きたいならこれ。今回のツーリングでは姫路で一泊しましたが、赤穂城址や岡山ブルーラインに寄りたかったので、この航路を利用しませんでした。
日生港(岡山県)~大部港(小豆島)
●瀬戸内観光汽船(公式サイトはこちら)
●1日5往復
●所要時間:約60分
●旅客運賃(一等客室):大人2060円
(二等料金):大人1030円
●バイク料金(旅客運賃と別に必要):
125cc未満:660円
125cc~750cc未満:1000円
750cc以上:1320円
小豆島への最短ルートです。日生港は姫路港と新岡山港の中間あたりに位置します。岡山ブルーラインの備前インターから約4km。赤穂市中心部から約15kmです。
船が苦手で長く乗るのが嫌な方や、船で距離を稼ぐよりバイクで走りたい方におすすめです。
バイクの料金設定が125cc “以下” ではなく “未満” になっているのが気になります。125ccバイクと言っても実際の排気量は124ccのものが多いので問題無いとは思いますが…。
神戸港~坂手港(小豆島)
●小豆島ジャンボフェリー(公式サイトはこちら)
●平日3往復 休日4往復
●夜行便あり
●所要時間:約3時間強(夜行便は約6時間半)
●旅客運賃:通常便で大人1990円
(深夜便:300円加算
土休日ダイヤ:300円加算
深夜+土休日ダイヤ:600円加算)
●バイク料金(旅客運賃と別に必要):
125cc以下:1500円
125cc以上:2000円
夜行便がある所が他の航路と違っています。昼行便でも乗船時間が3時間を越えるので長めの休憩を取りつつ移動することが可能。ゆっくり休めるので遠方から長い距離を走ってきたライダーに良さそうです。
宇野港(岡山県)~豊島~土庄港(小豆島)
●小豆島豊島フェリー(公式サイトはこちら)
この航路には旅客船とフェリーがあり、旅客船にはバイクを乗せられないので注意。
●フェリーは1日3往復
●所要時間:約1時間30分
●旅客運賃:大人1230円
●バイク料金(旅客運賃と別に必要):
125cc以下:890円
750cc未満:1350円
750cc以上:1800円
豊島を観光してから小豆島へ渡る場合に使いたい航路です。豊島では様々な現代アートが見られます。景色が良く坂の多い島なのでバイクで行くとより楽しめると思います。
以前バイク無しで訪れた時はレンタサイクルで回る予定だったのですが、全て貸し出されており利用できず、混雑したバスで回るしかありませんでした。
バスは本数が多くなく移動の自由度が低かったです。バイクで訪れれば時間を気にせず好きなように回れるので良さそう。
一番の見所は豊島美術館。穴が空いたドームのような建物はとても素晴らしいです。言葉ではなかなか良さが伝わらないので興味を持たれた方は行って入って体感してみてください。
豊島には見どころが多いですが、直接小豆島へ行きたい場合は他の航路から検討したほうが良いかもしれません。この航路は便数が少ないので。
補足など
以上が本州から小豆島へ行く主要な航路です。四国から渡る場合は、高松港から小豆島各地への便が利用できます。便数は多いです。
遠回りにはなりますが、瀬戸大橋や宇野~高松のフェリーを利用し四国へ渡ってから小豆島へ行くということも可能です。(※2020年1月追記:宇野~高松路線は休止)
新岡山港にて
航路の説明は終わり、ここからは旅の記録です。新岡山港から小豆島の土庄港へ。港には「おりんぴあ どりーむ」が停泊中。
バイクは船の近くに止めておくよう言われます。徳島港や和歌山港などに比べると規模が小さいためかバイク用の乗船待ちレーンがありません。
関連記事:南海フェリーにYB125SPを載せて徳島から和歌山へ渡った
良く分からなかったので係員の方に尋ねると案内されたのはこんな所。
隅っこにあるリヤカーの前に止めることになったのですが、バイク利用者が少ないからでしょうか。ハーレー軍団みたいなマスツー集団が来たら場所が足りないような。それ以前に船に積みきれないってことなのかな…?
乗船
横の建物で切符を買って乗船開始時刻まで待ちます。
車が先に乗り込んでバイクは一番最後。
これまで乗ったフェリーの中で一番簡単な固定です。前後車輪に木片を当てるだけ。ハンドルに紐をかけて床と固定したりはしないみたい。内海で揺れないから大丈夫なんでしょうか。
それと、センタースタンドで止めてますがサイドスタンドのほうが安定良いです。うっかりしてました。無事倒れず到着したので良かったのですが。
それほど大きな船ではありませんが車両甲板にはまだ大分余裕があります。この2倍くらいの数の車両なら楽々積めそうです。マスツー軍団が来ても余裕だぜい!
客室に上がります。
客室の様子など
外を見てみました。写真は切符を買う建物で、待合室にもなってます。
客室の椅子には木材が使われお洒落な感じ。
小豆島が見えてきた
小豆島は結構大きいです。地図を見ると分かりますが奥行きがあります。写真で見えている部分からずーっと奥に広がっている感じ。
土庄港から出てきた船とすれ違います。
港へ入っていきます。
いよいよ小豆島へ上陸。乗船時間70分、体感ではあっという間でした。
小豆島ツーリングへ続きます。