YB125SPのヘッドライトが暗かったのでバルブを明るいものに交換した記録です。個人的に純正バルブは少々明るさが足りない気がしました。
バルブの規格
オーナーズマニュアルを見てみます。中国語は読めないけど図が載っているのでなんとかなりました。
使用できるバルブの規格は「HS1」。
標準で付いているのは12V 35/35Wのもの。
ポジションランプは「S2」と書いてありますが今回は替えません。
M&Hマツシマ HS1/H4 12V45/45 (B2・C) 16BH 16BHB2Cを購入。
70/70Wクラスの明るさとのこと。
35/35Wもありましたが、価格差があまりなかったのでこちらにしました。
追記:
消費電力が純正より増えるとバッテリーに悪影響が出るかもしれません。バルブだけなら今のところ問題ないのですが、他に電気を食うパーツを取り付けているとマズイかも。
心配なら35WのものかLEDにするといいかなと思います。
あとこのバルブはハロゲンなので結構発熱します。長く走った後はヘッドライト周辺がアツアツに……。嫌ならやはりLEDでしょうか。
M&Hマツシマ HS1/H4 12V45/45 (B2・C) 16BH 16BHB2C
ヘッドライトの分解
バルブ交換のためヘッドライトを分解します。
ヘッドライトケースの側面にあるネジをプラスドライバーで外します。反対側も同じ箇所にネジがあるので外しましょう。
ネジを取るとケースの前の部分が外れます。リング状のゴムを上にずらし、本体から来ているケーブルとバルブを繋いでいるソケットを抜きます。
外すとこんな感じに(↓)。今回はポジションランプに触らないのでそちらのケーブルは繋がったままにしてあります。
(本当は抜いておいたほうがいいのかもしれない。ぶらんぶらんます。)
バルブは金属の棒を複雑に曲げた部品(↓)によって、上から押さえつけられています。
ネジを緩め外します。金具はネジが外れた瞬間バネのように勢い良く跳んでいくので注意。
ケースからバルブが外れたらこんな感じに(↓)。
左がマツシマ、右が純正です(↓)。
純正の先端にはグレーのカバーのようなものが付いています。どういう効果があるのかは知りません。付いてなくても構わないものなのかな?
バルブを替えて組み直す
バルブを交換したら金具を取り付けてネジを締めます。金具は複雑な形をしており、取り付ける向きが分かりにくい…。
分解する前に写真を撮っていなかったら組み立てられないところでした。
外すときと同じく力を入れて押さえないと跳んでいってしまいます。押さえながらネジを締めるのにはコツが要りますね。
ソケットとバルブを繋ぎ、周りにゴムを被せます。
その後本体にはめ込むのですが、配線がごちゃごちゃしていて入りにくいです。
ヒモやテープで線をまとめると多少入りやすくなります。
最後にネジを締めて完成。思ったより手間と時間ががかかりました。
自信がなかったものの問題なく点灯。明るくなりました。
ただしハロゲンであることに変わりはないので発熱がすごい。30分ほど走ったらレンズの部分が熱くなります。
あと純正より消費電力が増えたのでバッテリーに悪影響が出ないか少し心配。10W程度ではありますが……。
配光について
また、このヘッドライトは純正バルブの時から光の向きがおかしいです。
特にハイビーム。全然道を照らしてくれず明後日の方向に光を飛ばしてます。
ハイに切り替えた瞬間ライトが消えたのかと感じる程です。
ヘッドライトの向き(上下)は調整できるのですぐに直そうと思います。
しかし純正はレンズとリフレクターの仕様で配光が良くなく、照らせる範囲が狭いという話も聞きます。
さらに右側通行仕様なので、ロービームのカットラインが左側通行の日本とは逆になっています。
ゆくゆくは汎用品か他車種のヘッドライトに丸ごと取り替えたほうがいいのかもしれません。
ヘッドライトは安全のほかデザインにも関わるのでよく吟味して決めたいです。