前回(part10)は、朝来市から姫路市街まで走りました。今回は姫路を出発し、瀬戸内海沿いに走って岡山へ向かいます。
途中、「道の駅みつ」や「赤穂城址公園」に寄ります。その後、まるで高速道路のような「岡山ブルーライン」を通って新岡山港まで行きます。
写真を多数掲載しています。瀬戸内の美しい風景を楽しんで頂けると幸いです。
瀬戸内海沿いに国道250号を走る
朝、姫路を出発して国道250号を走ります。郊外をしばらく走った後は海岸線の道になります。
海沿いの南国感が凄い!光の感じから生えている木々まで、他の土地とは何かが違います。温暖な雰囲気と景色の素晴らしさに感動。
「道の駅みつ」からの風景
海辺の道に出て少し走ると「道の駅みつ」があります。駐車して景色を撮影。
船っぽい形の島があります。
山側にはソーラーパネルが設置されていました。日照時間の長い瀬戸内なら発電効率も良いでしょうね。
国道250号を赤穂へ走る
道の駅を出発し赤穂へ。赤穂城址公園を目指します。
この先は相生湾あたりまでカーブが多いくねくねした道です。右へ左へ蛇行していて直線がほとんどありません。走り屋や倒し込みたい人が好きそうなルートです。道の駅にライダーが沢山いた訳が分かりました。
湾には大きな船が停泊中。貨物船でしょうか。何を運んでいるのか気になります。
湾を回り込んで山を越えると赤穂市です。
国道250号は川沿いの道になります。
赤穂城址までもう少し。川のすぐそばにあります。
赤穂城址公園
朝8時台に到着したので人が少ないです。バイクを止め歩いていくとお堀と立派な石垣が見えます。
入口らしき所に着きました。
本丸と二の丸庭園以外は24時間開放されているようなので見て回ります。石垣のスケールが大きいですがそれ以外に物がなくガランとしています。
城址公園はかなり広大です。一部しか見られていません。時間があれば庭園が開くまで待って見て行きたかったのですが、この後の予定が詰まっているのでパスです。時間があるときにまた来たいと思います。
庭園の他にも大石(内蔵助)邸や大石神社など観光する場所が沢山あります。
歴史博物館もまだ開いていませんでした。
敷地を素通りするだけの観光になってしまったのが残念ですが、次の目的地へ出発です。
岡山ブルーライン
赤穂を後にして国道250号を西へ約10km走ります。すると右手に新しい道路が伸びています。岡山ブルーラインにつながる県道397号です。
2車線で直線的な快走路。丘を超えると蕃山(しげやま)インターチェンジがあり、岡山ブルーラインへ入ります。
岡山ブルーラインは真っ直ぐで信号が無い高速のような道ですが、原付も通れます。なお、歩行者と自転車(軽車両)は通行禁止。対面通行で最高速度は60km/h、通行料無料です。
高規格の走りやすい道なのでやたらとスピードを出すクルマがいて恐ろしい…。誰も60km/h制限を守っていません。高速道路ではないんですけどね。
標識を撮りたかったので備前インターチェンジで一度下道へおります。
上の写真を拡大してみました。通れないのは歩行者と軽車両(自転車・リヤカー等)だけです。原付二種の天敵、自動車専用道路とは違います。ありがたいですね。
60km/h制限なのに125cc以下を通してくれない道が多いこと多いこと…。岡山ブルーラインのような道は貴重です。
備前インターの側には「備前海の駅」という魚市場やスーパー、ドラッグストアがあります。食料調達や休憩に良さそうです。
ブルーラインに戻って西へ走ります。途中「道の駅 一本松展望園」に寄りました。高速道路のサービスエリアのような感じです。
展望園と言うだけあって見晴らしが素晴らしい!
それにしても瀬戸内は木々の葉まで温暖な感じで良いですね~。
新岡山港へ
ブルーラインを西の端まで走ります。西側は平野部を通る道でひたすら直線が続きます。速度超過を諌める看板がいくつも設置されていました。
道なりに走ると国道2号岡山バイパスに合流するので手前の君津インターで下道へ。(今思えばそのままバイパスを通って港へ行ったほうが早かったかも。)
田園地帯にポツポツ住宅地があるような風景を走ります。生活道路のような狭い道も通りつつ港の方へ。県道45号に出ますがこの道は片側3車線もあるえらく広い道。そのまま港へドンと突き当たります。
新岡山港に到着。思っていたよりコンパクトな港でした。
この後バイクを船に積み小豆島の土庄港へ渡ります。