高知県から国道195号線を経由して徳島港までバイク(YB125SP)で走った記録です。
道の様子や途中の見どころなど写真を交えて紹介します。
(part1は高知市内~県境の四ツ足峠トンネルまで。)
高知市内~物部町大栃
国道195号線は、高知市内から香美市の土佐山田駅付近までバイパスが整備されています。主に4車線の余裕のある作りの道で流れが良いです。いかにも最近の道という印象を受けました。
物部川の橋を渡った辺りから風景が変わり、市街地が終わり川沿いの自然が多い道になります。
美良布(びらふ)まで来ると道沿い右手に「やなせたかし記念館 アンパンマンミュージアム」が見え、隣には道の駅もあります。この辺りは町になっているので店があり、食料など補給できます。
しばらく走ると湖のほとりにある大栃という町を通ります。ここにはライダーズインがあります。また奥物部ふるさと物産館があり、レストランが入っています。農産物やお菓子が買えるコーナーもあります。
物部町大栃~べふ峡温泉
大栃を過ぎると徳島県に入るまで町らしい町がありません。交通量も少なくなります。少ないと言いますかほとんど車が通りません。
谷川沿いの広い2車線道路で勾配は緩く、適度なカーブがあり走っていて楽しい道です。自然いっぱい、緑に包まれていて非常に気持ちが良いです。鳥の鳴き声がよく聞こえます。
道の脇に現れる案内板。周辺には人の気配がしません。自然が一番の観光資源のようです。
全然車が来ません。ほぼ貸切状態です。
通行量が少ないもののしっかり2車線。快走路。
斜面崩落の復旧工事のためか片側交互通行になっていました。
べふ峡温泉の入り口にある駐車場で休憩です。奥へ続く道が195号、左折して橋を渡ると温泉施設に行けます。
「ようこそ高知へ」の文字から県境が近いことが分かります。高知側から来た人には少々違和感がありますね。
地図に寄ってみました。色使いがいい感じで、見やすいです。国道195号が谷川沿いに走っていることが分かります。四ツ足峠トンネル内に高知・徳島県境があるみたいですね。
べふ峡温泉~四ツ足峠トンネル
「別府」と書いて「べふ」と読みます。「べっぷ」ではありません。
四ツ足峠へ近づくと道幅は狭くなり急カーブやきつめの勾配も現れます。
四ツ足峠トンネルの手前で高知県側を振り返って撮影。
県境はトンネルの中でも案内標識は見やすい外に建てた模様。
これが四ツ足峠トンネルです。
2車線あるものの歩道部分が無く、狭い印象を受けます。まっすぐ徳島方へ下ってゆく勾配のあるトンネルで、他の車の通行が無いので怖かったです。
ちなみにGoogle検索に「四ツ足峠トンネル」と入れると「心霊」がサジェストされます。怖い!
徳島県側の出入り口。こっち側のほうがトンネル名の字がはっきりしていて読みやすいです。
後で検索して分かったのですが、「四ツ足峠」の「四ツ足」は、峠にある「四ツ足堂」が由来とのこと。土佐側と阿波側に柱が2本ずつあるお堂で、柱(足)が計4本だから四ツ足だとか。
四ツ足峠トンネルは完成から50年以上経ち老朽化していて、両側の自治体が新トンネル建設を目指しているらしいです。
現代の土木技術があれば当時に比べ容易に長いトンネルが掘れそうですね。今あるトンネルのもっと手前から掘れば、峠前後のカーブや勾配を無くせて良さそうかなと思います。
徳島県側の看板です。
オフ車乗りに人気の剣山スーパー林道が近い。オフ車も楽しそうですね。もし買うならHONDAのCRF250Lにしようかなと思ってます。YB125SPで空冷の弱点(ノイズがうるさい、炎天下で調子が悪くなる)を知ったので水冷がいいかなと。
ヤマハならセローが有名ですが空冷で出力特性もYBのエンジンと似た感じだと思うので、片方にしか乗らなくなる恐れが。WR250Rは車体価格が高いし燃料もハイオク指定なので手が出ません。
余談ですが那賀町の「那賀」は、ナカちゃん(アザラシ)の「那賀」と関わりがあるようですよ。この辺りは那賀川の上流ですが、もっと下流のほうにナカちゃんが現れました。
ナカちゃんと呼ばれるゲームキャラがいますが、あっちは字が違う(那珂。栃木、茨城の川が由来)ので関係が無いようです。しかし某船のゲームは昨年あたりまで異様に流行ってましたね。
part2「【四ツ足峠トンネル~徳島港】国道195号線」に続きます